細胞の外側を平滑筋

症状を緩和できます。

このエンザイムは、赤ちゃんのときにはほとんどの人が充分な量をもっていますが、年齢を重ねるごとに減っていきます。
牛乳を飲むとおなかがゴロゴロしたり、下痢をしたりする人がよくいますが、これはエンザイムが不足して乳糖を分解できないために起きる症状です。このエンザイムをまったくもたないか、もっていても非常に少ない人は乳糖不耐症と呼ばれます。完全な乳糖不耐症の人はそれほど多くいるわけではありませんが、エンザイムが不足している人は、日本人の約八五%におよぶといわれています。乳糖は、哺乳類のの中だけに存在する糖です。本来というのは、生まれたばかりの子供だけが飲むものです。ラクターゼが不足している人が多い日本人でも、新生児のときは健康な赤ちゃんはみな充分なラクターゼをもっています。
しかも、母乳に含まれる乳糖の量は約七%、それに対し牛乳に含まれる乳糖の量は約四·五%です。乳糖を多く含む母乳を飲むことができる人間が成長してそのエンザイムを失うということは、したらは飲むものではないというのが自然の摂理だからだと私は思います。やはり成長ですから、どうしても牛乳の味が好きだという人は、ホモゲナイズされていない低温殺菌の牛乳を、ときどき飲む程度にしてください。そして、嫌いだという人や子供に対してはけっして無理に飲ませないことです。牛乳を飲んでも体によいことは何もないのですから人間よりは通の高い動物の肉は血を汚す。新谷食事健康法では、穀物と野菜中心の食事をし、く全体の一五%以下するよう指導しています。
肉、魚、乳製品、卵などの動物性の食物はなるべく少な動物食に含まれるタンパク質は、血や肉になるとされています。
現在の栄養学では理想的なものが多く、腸内でアミノ酸に分解·吸収されしかし、どんなによい食物であっても必要以上にとりすぎれば、体にとっては毒になります。とくに動物性タンパク質は、大量にとりすぎると、胃腸で分解·吸収が完全にしきれず、腸内で腐敗し、大量の毒素を作り出してしまいます。その毒素のおもなものは、硫化水素、インドール、メタンガス、アンモニア、ヒスタミンニトロソアミンなどですが、それに加えてフリーラジカルも作られます。
症状よりはるかに長い期間つづく統合失調症を理解するため

治療にかかわってくる大切なものです

そして、こうした毒素を解毒するために腸内や肝臓で大量のエンザイムが消費されるのです。タンパク質の必要量は、体重1キログラムあたり約1グラム。つまり、体重六〇キログラムの人なら、一日六〇グラムで充分ということです。しかし実際には、日本人のタンパク質の1日あたりの摂取量は成人男子の平均で八四·九グラムもあるというデータもあります。これはアメリカ人の摂取量に匹敵する数字ですから明らかな過剰摂取といえます。
はいせつ過剰に摂取したタンパク質は、最終的には尿として排泄されることになるのですが、それまでのあいだに体にいろいろな被害をもたらします。まずムダなタンパク質は消化エンザイムによってアミノ酸に分解され、アミノ酸は肝臓でさらに分解されて血液に流れ込みます。すると血液が酸性に傾くので、それを中和するために骨や歯から多量のカルシウムが引き出されるのです。そうしてカルシウムと酸化した血液が腎臓で濾過され余分なタンパク質は、体から多量の水分とカルシウムを道連れに排出されます。そして、この間にも大量のエティムが消耗されることはいうまでもありませんこうしたタンパク質の過剰摂取が「肉肉の加工品を含む」や牛乳乳製品を含むで行われた場合の健康被害はさらに深刻です。なぜなら、こうした動物食に食物繊維が含まれていないことも、腸相の悪化に拍車をかけるからです。

せ食物繊維とは、人間の消化エンザイムで分解することのできない難消化物のことで、代表的なものとしては植物に含まれるセルロースペクチン、カニやエビの殻に含まれるキチンなどがあります。
肉をたくさん食べて食物繊維が不足すると、便の量が減り、便秘や停滞便の原因となります。さらにそうした状態を放っておくと憩室と呼ばれるポケットのようなものが腸壁にでき、そこに毒素や停滞便がたまりポリープやガンの原因となります。動物性タンパク質ということで、肉の問題点ばかりを指摘してきましたが、であっても、過剰摂取が健康被害をもたらすのは同じです。もう一つの動物性タンパク質ただし、私の臨床データによると、肉食腸魚食腸には決定的な違いが一つあります。それは、魚中心の食事をしている人は、どんなに腸相が悪くても、憩室ができることはないということです。いわゆる医学書と呼ばれるものには、肉であれ魚であれ乳製品であれ、食物繊維のないものを多く摂取していると憩室ができるとされているのですが、私の臨床経験では、肉はほとんど食べないが魚はたくさん食べているという人の腸は、痙攣や腸壁のかたさは見られるものの、憩室まではできていないのです。いれんこうした腸相の違いはどこからくるのでしょう。
いかと、私は考えています。

 

治療の役割がわかると思います。

これは肉と魚、それぞれがもつ脂肪
の質の違いではな肉と魚の脂肪の違い、それは飽和脂肪酸が体には悪く不飽和脂肪酸はコレステロール値を下げるなど体にいいといわれるのですが、もつとわかりやすい考え方があります。それは人間の体温を基準にして、それよりも体温の高い動物の脂は悪く、体温の低い動物の脂はよいという考え方です。牛や豚や鳥の体温は、人間よりも高い三八.五四0度。鶏の体温はそれよりもさらに高い四·五度です。
こうした人間よりも高い体温の動物の脂は、その温度でもっとも安定した状態にあるということです。つまりそれよりも体温の低い人間の体内に入ったときには、ベタッと固まってしまう。この脂のベタつきが、血液をドロドロにしてしまうのです。
ドロドロになった血液は、流れが悪くなり血管の中で停滞したり詰まったりします。これを私は血が汚れると称しています。一方魚は変温動物ですから、通常の状態であれば、人間よりはるかに低い体温をしています。その脂が体温の高い人間の体内に入るとどうなるでしょう。フライパンなどで脂を熱すると、溶けてさらさらの液体になります。それと同じことが起こるということです。魚がもつ脂が血液をサラサラにし、悪玉コレステロールを下げるといわれているのはこのためです。
ですから、よいのです。同じ動物性タンパク質でも、
でとるよりも
でとったほうが、人間の体にははるかに赤身の魚
は新鮮なうちに食べるのがコツ魚には赤身白身のものがあります。
治療法がわ
治療をきちんと行い

ストレスです。

一般的に赤身の魚よりも白身の魚のほうが体によいとされているのは、赤身の魚のほうが酸化するのが早いからです。なぜ酸化しやすいのかというと、鉄分をたくさん含んでいるからです。
マグロやカツオなど赤身の魚と呼ばれるものは、その名のとおり筋肉組織が赤色をしていますが、は筋肉がミオグロビンという特殊なタンパク質を多く含んでいるからです。
これミオグロビンは、酸素を貯えることができる球状タンパク質で、アミノ酸のポリペプチド鎖1本と鉄ポルフィリンから構成されています。ミオグロビンは、代謝に必要なときまで細胞内に酸素を蓄えることができるので、イルカやクジラ、アザラシなど長時間、水にもぐっていることが必要な動物の筋肉によく見られます。一般的に動物の肉が赤い色をしているのも、このミオグロビンのためです。

マグロやカツオなどにこのミオグロビンが多いのは、それが海の中をものすごいスピードで泳ぎ回る魚だからです猛スピードで泳ぎつづけるには、筋肉に大量の酸素が供給されなければなりません。そのため、酸素が欠乏することがないように、ミオグロビンがたくさん含まれているのです。
このミオグロビンを多く含んでいるため、赤身の魚は、これが赤身の魚はよくないといわれる理由です。おろして身が空気に触れるとすぐに酸化してしまう一方、白身の魚は、ミオグロビンをもっていないので、切り身にしておいても、それほどすぐには酸化しまミオグロビンには自然なかたちで鉄分が豊富に含まれているので、貧血がある人には、とてもよい食物といえます。

治療法を紹介してもらいましょう。

でもこの鉄分も酸化すると酸化鉄になってしまい、貧血改善どころか健康被害をもたらすものになってしまいます。ところが、DHAやEPAといった抗酸化物質は赤身のほうが多くもっているのです。
それにですから、赤身を食べる際に気をつけたいのは、鮮度のよいものを選ぶということです。私はマグロのお寿司が大好きですからときどきは食べるのですが、そのときには必ず表面を五ミリぐらい、落としてもらってから握ってもらっています。
また、高知の郷土料理にカツオのたたきというのがありますが、あれは表面をさっとあぶることによってタンパク質を変質させ、空気に触れても酸化しないように工夫された調理法なのです。これだと中の火の通っていない部分は酸素が遮断されるので、酸化を防ぐことができるというわけです。ちなみにこの調理法には、魚の皮のところに集まりやすい寄生虫を殺すというメリットもあります。
ちょっとした手間と工夫を惜しまなければ、赤身の魚は良質な食材といえるでしょう。
ただし、やはり動物性タンパクですから、とりすぎには注意が必要です。それに、最近のマグロには水銀の含有量が増えてきているという報告もあります。血液検査すると体内の水銀が非常に増えている人がいます。マグロをよく食べる人は一度よく調べてください。陸上の土壌汚染同様、海洋汚染の問題も、私たち一人ひとりの健康に直結しているという認識をもって改善していかなければならない問題なのです。植物%、動物性一五%が理想の食事新谷食事健康法では、植物食と動物食の割合が八五対一五になるように指導しています。すると、そんなに糯性の食物を少なくしてしまって、タンパク質が不足しませんか?と聞かれることがよくあります。
でも、心配はいりません植物食でも、タンパク質は充分にとることができます。
人間の体の組織は、他の動物、植物と同じようにおもにタンパク質から構成されています。しかし、肉や魚といったタンパク質の多いものを食べたとしても、それがそのまま人間の体をつくるのに使われるわけではありません。なぜなら、ひとくちにタンパク質といっても、それを構成しているアミノ酸の配列が異なるからです。ですから人間の腸では、消化エンザイムでタンパク質をその最小単位であるアミノ酸にまで分解してから腸壁で吸収しています。
症状が強く出たお年寄りを落ち着かせる

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そして、この吸収したアミノ酸を体内で再合成して人間に必要なタンパク質に生まれ変わらせているのです。
人のタンパク質を構成するアミノ酸は約二十種類、そのなかには、人間の体内で合成できないものが八種類あります。その八種類のアミノ酸とは、リジンメチオニントリプトファンバリンスレオニン
ロイシン「イソロイシンフェニルアラニン」で、これらを必須アミノ酸といいます。この必須アミノ酸は1種類でも欠けると重大な栄養障害を起こす可能性があるほど大切なものですから、毎日の食事で絶対にとらなければなりません。
この必須アミノ酸をすべて含んでいるのが良質タンパクと称される動物性タンパクです。
が、動物性タンパクを毎日とりなさいというのはこのためです。

いまの栄養学しかし、すべてではありませんが、植物性タンパクにも多くの必須アミノ酸は含まれています。穀物と雑穀類、豆類、野菜、キノコ類、果物、海藻にもアミノ酸は多く含まれています海苔の三七%はタンパク質だというと、多くの人は驚きますが、同じ海藻である昆布がアミノ酸の宝庫であることは、多くの人が知っていま植物性の食物のなかでも、大豆は昔から畑の肉と称されるほど多くのアミノ酸を含んでいることで知られています。大豆の必須アミノ酸含有量は、スレオニンが基準値を少し下回っているぐらいで、動物性タンパクと比べてもほとんど遜色はありません。
それに、すでに述べたように、動物性タンパクの過剰摂取は、深刻な健康被害をもたらします。もちろん、植物性タンパクもとりすぎはけっしてよいことではありませんが、動物性脂肪がなく、食物繊維それが豊富なことを考え合わせると、植物性タンパクをおもに、どうしても足りない部分を動物性タンパク、も魚でとることが健康のためにはもっともよい方法といえます。
たしかに植物性の食物は、それぞれを単独で見れば、一つで必須アミノ酸をすべてもっているものはありません。でも、考えてみてください、私たちは一つの食物だけを単体で食べるわけではありません。日本人の食事というのは、主食の穀物があり、主菜、副菜、そして汁物という構成からなります。